ブランド戦略のフレイバーズ

5年日記

日記

1年半前くらいから、毎日欠かさず日記を付けている。
仕事仲間のカメラマンご夫妻が10年日記をつけておられるのを聞いて、小学校の夏休みの宿題でもできなかった日記を付ける、ということをやってみようとなぜか思い立った。そのとき、なぜそんなことが自分にできると思ったのかは分からない。

私の使っているのは、先のご夫妻が使っておられるのとは違う5年日記。1ページに5年分の日付の日記が書けるもので、1年分の日記が書けるスペースは6行。A5サイズなので、そんなに気張らなくても書けるものだ。毎日のように、クラアイントから依頼のあった案件でコピーをあぁでもない、こうでもないと悩んでいるのだから、スペースを埋めることはできる。

だが、それは毎日の作業だ。これがクセモノ。
小学生の頃から課題だった、毎日コツコツ続けるということは、40年も経った今でもやっぱり大きな壁だ。この1年半、折れそうになったこともあったが、なんとか書けている。自分でもエラいと思う。「良くやってるな」「がんばってるな」と、褒めてやりたい。

でも今は、面白くて仕方ない。実は。
1年を過ぎた頃から、面白くなってきた。というのは、1年を過ぎると昨年書いた自分の日記が読めるからだ。1年前の自分が何を考えていたか、悩んでいたか、楽しんだか、を振り返ることができる。これはやった者しか味わうことのできない楽しみだ。2年続けると、もっと楽しくなるかもしれない。3年すれば、やめられなくなる。きっとそう。

コツコツ続けるということは、毎日の歩みは小さいけれど、長い目でみれば、恐ろしく大きなことだ。サイトの更新も同じだと思う。放置=事業の停滞だ。

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