先日、甲南大学のマネジメント創造学部に取材で伺った際、佐藤学部長と学舎の設計にあたった日本設計の小泉さんとの会話に印象的なことがありました。
設計にあたって、日本設計のチームは佐藤学部長のリクエストに応え続けるのはもちろん、期待以上のクリエイティブ、提案を行われたそうです。その当時を振り返り、学部長は
「彼らは、仕事を超えることをやろうとしていた」
と語っておられました。
それを聞いた瞬間、私は「やられた!」と感じました。
クライアントからの感謝の気持ちを伝える言葉で、これ以上のものはありません。
自分は、そのような仕事をクライアントに提供できているだろうか。すべての仕事に、それだけ注力し切れているのだろうかと。
同席していた当社の幹部も、同じことを考えていたそうです。
いつか、いつかこの最上級の褒め言葉をもらえるようになろう。彼女とそう話しながら帰路についたのでありました。
みなさま、もう少しお待ちください…。
※当社がお客さまにお送りするご請求書に同封するお手紙の内容から(2014年3月)