コンテンツ公開予約システム
コンテンツの公開日時を指定可能。
運用・管理のミスをなくし、負担を軽減。
コンテンツ公開予約システムは、手作業で更新したコンテンツ公開を日時指定できるしくみ。CMSの導入なしでコンテンツの自動公開を可能にします。公開領域と同じ環境のテスト領域で確認した状態で公開されるので、関連するページや画像ファイルの公開漏れをなくします。
また、WEBコンテンツの更新を委託する制作会社がアクセス可能な領域を、本番領域と分離したテスト領域に限定することが可能なため、セキュリティを高めることにも貢献します。
WEBサイトを運用・管理しているなかで必要とされる要件や、起こりがちなミスは日時指定や公開漏れ、確認漏れに起因するものがほとんどです。
日時指定に起因するもの
新製品の発表日時が決まっている。
他社と共同で行う事業のニュースリリース。公開の日時指定がある。
深夜や長期休暇中など、通常の営業時間外に公開する必要がある。
公開漏れ、確認漏れに起因するもの
テストサイトでは正常に見えていたのに、公開時にレイアウトが崩れていたり、画像が表示されていない。
関連するページの更新忘れによるリンクはずれ。
リンク元ページの更新漏れで、公開したページに訪問者がアクセスできない。
そもそもテストサイトが設けられていないので、公開されるまでどう表示されるか分からない。
WEBコンテンツ公開時の日時指定に起因する問題、公開漏れ、確認漏れに起因する問題を解決するのが「コンテンツ公開予約システム」です。
導入事例:クライアント主導でコンテンツの公開が可能に
コンテンツ公開予約システムを、複数のWEB制作会社が更新を行うポータルサイトに導入。セキュリティの確保、営業日以外での自動更新ができるようになりました。
当社は、新築マンションの物件管理を行うためのポータルサイトの運用・管理をサポート。物件ごとに異なる複数のWEB制作会社が制作を担当しているため、公開するためには本サーバーにアクセス権を付与しなければいけません。
しかし、ディレクトリごとに物件サイトの運用を行っているこのサイトで、セキュリティを確保しながら頻繁に更新を実施することは非常に困難です。
さらに、イベントなどで営業日外、深夜の更新を行うことも多く、公開の予約システムの導入が必要でした。
コンテンツ公開予約システム導入後は、テスト領域での準備ができたことをWEB制作会社から連絡を受けた担当者が、内容を確認したのち公開予約を行っています。
結果、公開のタイミングがWEB制作会社側の都合ではなくポータルサイトを運用するクライアント側でコントロールができるようになっています。
サイト運用・管理を支援する5つのメリット
- 指定した日時に公開予約できます。即時公開も可能。
- 本サーバー内にテスト領域を設けるので、同一環境でのテスト、確認が可能に。
- テスト領域と本番領域のファイルが完全に同期するので、アップロード漏れがなくなります。
- テスト領域で確認した状態がそのまま本サーバーで公開されます。
- コンテンツの更新を委託する社外のWEB制作会社がアクセス可能な領域を、テスト領域のみに限定することができ、セキュリティが高まります。
カスタマイズによって、別設定も可能
テスト領域を設けたサーバーと本サーバーの分離も可能です。
当システムを複数導入することでサーバーの運用を、開発領域>テスト領域>承認領域>本番領域などと、複数段にできます。
導入にあたってのご注意
- サーバーのOSに依存する処理を使っており、稼働環境を選ぶため、当社による稼働予定サーバーの事前調査が必要です。
- 導入設定などは、システムエンジニアによる作業が必要です。導入設定作業は、当社にご依頼いただきます。
- データベースやブログ、CMSなどで管理されている領域は、公開予約の対象には含まれません。
基本機能
- テスト領域から本番領域への完全同期機能
- 指定ファイル除外設定
- 指定フォルダ除外設定
- 同期前バックアップ
- 処理ログ保管
- 操作ログ保管
- 公開日時予約機能
- 即時公開機能
- ※
- この他にカスタマイズも承ります。
画面サンプル
導入費用
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