コーポレートサイト制作
多くのステークホルダーが関係するコーポレートサイト。
さまざまな規模の企業サイト構築を手がける私たちにご相談を。
私たちが解決できる課題
- 経営理念や企業ブランドが反映されていない
- 直帰率が高く、ユーザーの使いやすさを考慮できているか不安
- サイトをどのように設計すれば、得たい効果になるのか
- コンテンツの見直し、社内調整など超えるべき山が高すぎて気持ちが萎える
- ユーザーにわかりやすい文章を書ける者が社内にいない
- プロジェクトの進め方がわからない
- 経営陣にデザインやコンテンツの承認をとるのに苦労しそうだ
- 運営体制はできるだけ簡素化したい
コーポレートサイト構築でご提供するサービスのポイント
1.解決すべき課題の特定
コーポレートサイト・リニューアルのプロジェクトは、漠然とした課題(アクセスを増やす、直帰率を下げる、ウェブからの引き合いを増やす)を聞くだけではなく、ヒアリングを通じて社内でなにが足りていないのか、なぜ現サイトではできていないのかを探ること、クライアントの業界の状況などなど、本来解決すべき課題が何かを特定することから始めます。
このプロセスを経ることで、社内の棚卸しに限らず、優位性なども両者で把握できるようになるため、少しずつ進むべき方向性が見えてきます。
2.ブランディング戦略
企業には、必ず顧客から支持されているポイントがあります。私たちは、これ(企業ブランド)をコーポレートサイトで打ち出すべきだと考えています。そのためにフレイバーズではクライアントに参加いただくワークショップを行い、強みの源泉、ブランド・アイデンティティを抽出します。
解決すべき課題に加え、ブランド・アイデンティティをもとに、リニューアルのコンセプトを策定。プロジェクト後のメンテナンスフェーズに至るまで、ブランディング戦略を一貫して実施していきます。社員全員がブランドマネージャー認定協会の有資格者であることも、ブランディング戦略の一貫性を保つうえで機能しています。
3.コンテンツ設計、制作
会社の魅力、製品の魅力、サービス、サポートの魅力を伝えることは、社会を良くしていくうえでも、とても大切なことだと考えています。これらがなぜ顧客から支持されているかを、100のポイントをふまえた独自のヒアリングシートに基づいてていねいに解き明かし、わかりやすい言葉に置き換えていきます。フレイバーズ社内には、雑誌編集者レベルのライターが在籍しており、クライアント側で執筆していただく必要はありません。
訪問者と目標としたコミュニケーションを実現するために、どのようなデザインすればよいかを設計、検証していく行程も設けています。理解を深めるための図示なども当社デザイナーがオリジナルで制作します。
4.プロジェクト推進体制
プロジェクトは、キックオフミーティングからこれまでフレイバーズが改善しながら構築したわかりやすい60のステップにしたがって進めていきます。もちろん、ご担当者のスキルや社内の事情、外部環境に応じてクライアントに合わせた対応が可能です。このクライアントの手間を最小限に抑えることを目標としたワークフローは、多忙なご担当者の不安と負担をできる限り低減し、淀みないプロジェクト推進を実現しています。
プロジェクトの過程で、役員へのプレゼンなど、社内承認を得るための役割をお任せいただくことも問題はありません。
5.豊富な経験に基づく知見
私たちは、サイト全体が数千ページにおよび、セキュリティの堅牢さを求められる上場企業のIRコンテンツからスタートアップの小規模企業までのコーポレートサイト構築までの経験を積んできました。
それぞれのレベルの企業に求められるウェブサイトを熟知するフレイバーズに、まずご相談いただければ幸いです。
他の制作会社との違い
競合との差別化をブランディングによって明確に
価格や機能といった仕様を変えることによって差別化しようとすると、知らず知らずのうちにレッドオーシャンでの消耗戦に巻き込まれていることに。顧客から明確に選んでいただくためには、企業がエンドユーザーに支持されているポイントをあぶり出し、そのポイントを高めていく戦略が必要です。
一般社団法人ブランドマネージャー協会認定のコンサルタント資格をもつ当社代表が、他の有資格者とともに、8ステップ・20のフレームワークを用いて、差別化戦略を立案します。
社内の振り返りとリニューアルをリンク
コーポレートサイトのリニューアルを行う際に、フレイバーズが重きをおくポイントは3つ。実際の風土とサイトから感じられる雰囲気をリンクさせること。製品サービスが理念やミッションと結びついているか。他社ではなく、自社を選んでいただいている理由を明確にすることです。
社史を含む資料やヒアリング、実際の社風を拝見したり、理念やミッションが生まれた背景を知ること。競合他社との違い、優位性を言葉に表すことで、サイトでの見え方を変革すること。さらには、リアルでの戦い方にも影響を及ぼすことをゴールとしています。
雑誌編集者レベルのライターが担当
多くのクライアントで課題となるのがコンテンツの執筆です。製品の仕様や技術を述べるのと、外部にわかりやすく伝える、優位性を納得してもらうのとでは、レベルの異なる編集が必要です。初めての訪問者にも受け入れられやすい文章で伝えるために、フレイバーズには専属のライターが在籍しています。クライアント側で長い時間をかけずとも、コンテンツの執筆までおまかせください。
戦略策定からコンテンツ作成、デザイン、CMSまで社内で完結
採用ブランディングを含めた戦略策定から、社内インタビュー・撮影、原稿制作、デザインからCMS設置まで、すべて社内で対応。
強く明確なメッセージを伝えることが何より大切な採用サイトにおいて、ブレが生じない制作チームであることは大きな強みです。
公開後には評価分析して、PDCAサイクルへ
コーポレートサイトのリニューアル前に、競合他社とのアクセス数の違い、どの程度アクセスがあれば引き合いにつながるのかといった目標を立てます。さらに、その数値を達成するための具体策を立案。これらの目標を実現するために足りないことを埋めていくために、PDCAサイクルを回していきます。もちろん、目標を達成した後は、次のステップをどうするかについて明確にしていきます。
コーポレートサイト制作の進め方
1.戦略策定
1-1. 方向性の確認
まずは、コーポレートサイトにおける課題の明確化。事前に社内において挙がっている現状の課題点や目的につき、詳細についてヒアリングをしながら、改めて課題整理を行います。
戦略を立てるうえでよく誤解されがちなのが、コーポレートサイトに持たせる役割。
「お問い合わせしてくれたら、あとは営業スタッフが対応するから。そこまでの情報は必要ないよ」とリアルの営業プロセスの感覚で情報を制限しようとすることがあります。しかし、お問い合わせに結びつかせるためには、ネットでの候補選定プロセスを知っておくべきであり、ターゲットのなかで「ここに聞いてみたい」「さらに詳しいことを聞きたい」と思わせる材料が必要になることがあります。
ディスカッションの切り口:
- コーポレートサイトにどのような役割を持たせるか。社内各部署からの要望は?
- 自社が解決すべき課題は?それはコーポレートサイトで解決できることか?
(ステークホルダーごとに具体的にリストアップ) - スケジュール、概算見積もり
1-2. 調査・分析
めざす方向が決まったら、結果につなげるための戦術を考える段階へと入ります。
まずはマーケットを見渡し、ターゲットニーズや競合他社の戦略を調査。市場で十分に戦えるようになる材料を割り出します。
- 市場、競合他社の調査
- 戦略実現の可能性を探る
- アクセス解析
1-3. 差異化
ここで忘れてはならないのが、自社についての振り返りプロセス。競合との関係のなかで、自社の強みや大切にしてきたこと、さらに注力したいことを明確化することで、戦術の実現度を高めることができます。
とくに差異化できる自社の強みを見つけるプロセスは、社外の視点から質問を重ねることで、客観的に捉えたり発見したりできるもの。フレイバーズの得意とする質問力で、各部門ご担当者にヒアリングを行います。
- ヒアリング(各部門)
- 社員アンケート
- インターナルブランディング(別途対応)
また、この段階でブランディングのプロセスを踏むことは、自社の強みと進むべき方向性(ブランドアイデンティティ、ブランドビジョン)の明確化につながります。
1-4. 戦略確定
マーケット、競合、自社が戦うべきポイントが明確になり、社内でもコンセンサスが取れた段階で、ようやく戦略が固まります。
そのうえで、社内プロジェクトメンバーを確定。スケジューリングを立案し、制作段階へと進めていきます。
2.企画構成
戦略をベースに、コーポレートサイトリニューアルの明確なゴールが見えた段階で、いよいよ情報設計に入ります。
ステークホルダーごとの要望と対応策をカスタマージャーニーマップにまとめながら、ターゲットの心を動かすために必要な情報整理を行っていきます。
- カスタマージャーニーマップ
- ストーリー作成
- サイトマップ
- ワイヤーフレーム
- 原稿作成
原稿は、経営トップや社員インタビューを元に、当社側で作成します。その際、SEO(検索エンジン対策)を踏まえた情報整理を同時に行うため、公開後の早い段階からSEO効果を発揮します。
3.ビジュアル設計
戦略策定で固めたメッセージがしっかりと伝わるように、サイト全体をとおして情報設計したものがワイヤーフレームです。印刷物とは違って形が見えにくいWEBサイトだから、クライアント様にできるだけイメージしてもらえるように工夫を重ねています。
ワイヤーフレームで全体像がつかめたら、具体的なデザインへ。トレンドはもちろん意識しますが、一番大切にしているのは「らしさ」が感じられるデザインであること。たとえ一本の線にも、企業のブランドアイデンティティをベースとした意味が存在しています。
4.開発
もとは大規模インフラのシステムエンジニアの経歴をもつスタッフを筆頭に、フロントエンドからサーバーサイドまで万全の体制。専門的でイメージがしにくい分野だけに、定期ミーティングを実施して分かりやすくご説明することを心がけています。
- システム要件定義
- システム開発
- データベース設計・開発
- CMS
- 管理画面セキュリティ対策
- サーバーサイド開発
- フロントエンド開発(HTML、JavaScript、CSS、PHPなど)
- SEO(検索エンジン対策)など
5.チェック体制
文字一字一句、閲覧環境に合わせたブラウザ表示、コーディングの精度、SEOの一環であるページスピードなど、社内で行うチェックは数十項目に及びます。
さらに、最初の制作者が行うシングルチェックに加え、別のスタッフが行うダブルチェックが絶対ルール。お客様にご確認いただく工程を加えると、トリプルチェック体制となります。
6.公開・運用
サイト公開後は、効果検証とともに次の課題を検討。ご希望があれば運用サポートも行います。
サポートメニュー一例
- 定期ミーティング
- アクセス解析レポート
- サーバーバックアップ
- ファイル改ざん告知サービス
- メンテナンス作業
よくある質問
Q.大きなコストをかけただけの効果を得られるのでしょうか?
フレイバーズが手がけるコーポレートサイトの構築で、特徴的なのは社内の振り返りを軸にした「らしさ」の具現化です。このプロセスのなかで、自社の良いところ、改善点など、関わられた方々に気づきがあります。
また、らしさを具現化するコーポレートサイトのコンテンツを構成するなかで、さらに改善すべきポイントや見直すべき内容も出てきます。
コーポレートサイトを運営するあいだに現れる改善などを実施していくことが、コーポレートサイトを見直す目的であると当社は考えています。
Q.どのぐらい詳しく情報を掲示すればいいのですか?
初めて取引を行おうとするとき、就活者が応募しようとするとき、どんなことを知りたいと思うでしょうか。よく受ける質問に対する答えをコーポレートサイトでは掲示せず、対面でのみ明らかにすべきでしょうか。
質問を変えます。関心を抱いてくれる方が、コーポレートサイトが知りたかったことに答えてくれていると、それで満足し興味が薄れてしまうのでしょうか。B2Bのサイトであれ、B2Cのサイトであれ、自分が知りたかったことをていねいに説明してくれている会社に対しては、さらに濃い興味を持ってくれるのではないでしょうか。
これが私たちがコーポレートサイトのコンテンツを構成するうえで留意している、情報の深度です。しかし、企業によって開示すべき深度は変わります。コンテンツについては、ご相談しながらプロジェクトを進めていくことになりますので、背景を含めてお聞かせください。
Q.制作期間はどのくらい必要ですか?
平均的なスケジュールでは、約6ヵ月となっています。社内での振り返りなど、ブランドをどう捉えるかといった戦略的なフェーズに重きをおいた企画、具体的な要素を洗い出しまとめていく構成、戦略フェーズで策定したコンセプトに基づくデザインフェーズ、サーバー構成を含めたサイト全体のシステム要素を構築するといったプロセスが必要になります。
ただ、セクションを分割して公開していく進め方も可能ですので、ご相談ください。
Q.うまく進めるための策はありますか?
コーポレートサイトの構築で、もっとも手数がかかるのが社内調整だと感じています。社内ではうまく運ばなくても、社外の意見なら耳を傾ける方もおられますので、当社スタッフを動かすこともご検討ください。プロジェクト全体の遅延が起きないようにするために、最善策を考えていきたいと考えています。